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買ったばかり、エッジがキンキンに尖ったボードでアイテムに入ろうとしていませんか?
もしそうならちょっと待ってください!!
エッジが尖っていると、アイテムを擦ったときにちょっとしたことで引っかかり、大転倒→大ケガ→入院なんてことに
なりかねません。
あなたがかなりのベテランで、エッジを丸めるなんてナンセンスだと思っている方なら何も
言いません。それなりのリスクを背負ったほうがおもしろいですし、よりテクニカルになるので自分のレベルも
あがります。実はボクもエッジは丸めない派の人間です。あの「引っかかるかもしれない」っていう
緊張感がたまらないのです(笑)
ですが、初めの頃や新しいトリックをやりたいと考えてるうちは少し丸めることをお勧めします。
ちょっとしたことをあなたのボードに施すだけで、あなたのボードはジブトリックに適したモノになります。
ちょっとバランスを崩したくらいでは引っかからなくなるので、積極的に擦ることができ、上達のスピードも
早くなります。
始めのうちは安全を最優先すべきです。だって怪我したらおもしろくないですもん。
今からお話する方法であなたのボードをジブ向きのモノにし、いろんなトリックにガンガン挑戦してみてください!
具体的にどうすればジブ向きのボードになるのか?
ボードを2枚以上持っていて、1枚をジブ専用のボードにしたいと思うなら、がっつりとエッジを削ってしまうのも
ありだと思います。しかし、ボードが1枚しかなくて、そのボードでフリーランもグラトリもエアもと考えている場合、
エッジを丸めすぎると、ふつうに滑ることすらままならなくなってしまいます。
ふつうゲレンデには1枚のボードで行きますよね?フリーランをしていてアイテムに入りたくなったからといって、
車までジブ用のボードを取りに行くなんて面倒くさいことはしません。
ですから、1枚のボードで何でもできるようにするのが理想です。
そのためにお勧めするのは、エッジの角度をビベリングすることです。ビベリングとは図のように、エッジのサイド側とソール側を
削って、エッジの尖っている向きを変えることをいいます。
ちなみにビベルとはbevel「斜角をつける」という意味。
このようにすることで、ボードをフラットに保たなければならないアイテム上では、エッジは引っかかりにくくなります。
しかし、エッジを丸めるわけではないので、雪面ではボードを傾ければエッジを立たせることができ、きれいなターンを
することが出来ます。
どうですか?アイテムの上では引っかからなくて、雪面の上ではしっかり食い込んでくれる、すっごく都合のいい
チューンナップですね!!
ここでさらにお勧めなのは、バインとバインの間だけビベリングするということです。ノーズとテールのエッジを
きれいに残すことによって、よりターンがしやすくなります。アイテムにテールやノーズで乗るトリックはボード
を真横にすることがあまりないので、もともと引っかかりにくいのです。ですから真ん中の部分だけビベリングして
おけば、ジブもフリーランもグラトリもエアも、何でも出来るオールラウンドなボードになるのです。
では、具体的なビベリングの作業について見ていきましょう♪
まず必要なのは、エッジを削る為の鉄のヤスリです。このヤスリのことを「ファイル」と言います。
ファイルと組み合わせて使います。使い方については詳しくお話しますが、削る角度を調節するための モノと思ってください。市販のテープで構いませんが、なるべく強度の強いものがいいでしょう。
サイド側のエッジを削る時の角度を調節する道具。ファイルと合わせて使います。
市販の紙ヤスリです。少し粗い目のものがあれば十分ですが、粗い目から細かい目まで持っていれば 怖いものなしです。
直訳するとエッジ消しゴムです。主にエッジに付いたサビを落とす為のものですが、柔らかい材質の為、力いっぱい エッジを擦っても軽く丸まるだけなので、取り返しのつかないような失敗を防ぐことができる、お手軽 チューンナップアイテムとしても使えます。
テープを0.8mmほどの厚さでファイルに巻きつけ、テープがエッジから4〜5cmのところにくるようにしてエッジ を削ると、エッジに1度くらいの角度をつけることができます。ジブをするには3度くらいおとせば十分なので、 テープを2.4mm程度の厚さになるまで巻きつけます。削るときにテープとソールが擦れるので、テープはビニールテープ などではなく、テーピング用のテープなどがお勧めです。
1でテープを巻いたファイルを使ってソール側のエッジを削っていきます。テープを巻いた部分がエッジから4〜5cmのところを
行き来するようにして擦ります。手前に引くようにしましょう。あまり力を入れすぎると、角度がつき過ぎてしまうので
気をつけてください。また、何回も同じところを削るのも角度がつき過ぎる原因となるので注意しましょう。
エッジをマジックで黒く塗りつぶしておくと、削ったところが一目瞭然なので、同じところを削ってしまう心配がないので
安心です。
ソール側のエッジを削ったら今度はサイド側のエッジも削ります。
ソール側だけ削ってしまうとエッジの形が変わってしまうので、忘れずにサイド側も削るようにしましょう。
ガイドにファイルを−3度になるようにセットして、手前に引くように削っていきます。
このときもマジックでエッジを黒く塗りつぶしておくと、削ったところが分かりやすくなるので、作業がスムーズに進みます。
失敗もしにくくなりますしね♪
エッジを削ると、とうぜん削りカスが出ます。
これがガイドとソールの間に入ったまま作業を続けるとソールやエッジに傷が入ってしまいます。
それを防ぐ為、一回ごとに削りカスを取り除くようにしましょう。
エッジをファイルで削ると、エッジに「エッジのバリ」と呼ばれる金属のケバ立ったところが残ります。
これが残ったままだと、いくらビベリングしても引っかかってしまうことがあるのできれいにする必要があります。
なので、作業の仕上げにサンドペーパーで擦ります。
サンドペーパーで擦ることにより、バリも取れるし、エッジ全体がなめらかに仕上がります。
あまりゴシゴシ擦るとせっかく調整したエッジの角度がずれてしまうので、
自然に手を置くような強さで1,2往復擦るくらいで大丈夫です。
きれいにビベリングできましたか??
今度からはそのボード1枚を持って、パークにあるアイテムを1つ残らず楽しんじゃいましょう♪